- 人口減少や地域経済の市場規模減少など地域の事業先を取り巻く環境が変化している中で、これまでの伝統的な金融支援だけではお客様の課題解決に必ずしも繋がらない社会環境となっており、事業先の経営ビジョン実現に向けた販路開拓やブランディング、事業承継、キャッシュレス対応等の様々な本業支援に注力する体制を整備しました。
- 各種ソリューションの中で、横浜信用金庫を始めとする全国約80の金融機関と連携して取組んでいるBigAdvanceでは、エリア内外の企業同士でのビジネスマッチング機能や簡易のHP作成機能、従業員へ地域飲食店のクーポン発行等の福利厚生機能などを提供し、事業の持続性やはたらきがいの醸成を支援しています。
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SDGs
「しののめ信用金庫SDGs宣言」の公表について
SDGs「Sustainable Development Goals (持続可能な開発目標)」は2015年の国連サミットにおいて全ての加盟国が合意し採択された、「誰一人取り残さない(No one will be left behind)」持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標です。貧困、飢餓、保健医療や環境保護など17のゴールと169のターゲットから構成され、2030年を年限としてこの目標達成に向けて努力することとされています。
当金庫では「愛本位主義」を企業理念とし、全ての発想の原点を人間愛のなかに求め、「幸福の創造」を願い、「個々の成長」を喜び、「地域の未来」を思い、「日々の健全」を誓いあって愛ある行動の実践を追及しており、こうした当金庫の企業理念はSDGsの理念と完全に一致するものです。
また、当金庫は経営方針として価値創造金庫を標榜し、当金庫がお客様に対して価値を創造・提供することによって、お客様の事業の価値や生活の質が向上し、さらに最終的には、地域全体の価値が向上する、こうした価値の連鎖、価値の相乗を目指し日々行動しています。
このたび当金庫は、企業理念「愛本位主義」に基づいた様々な金融サービスを通じて地域のお客様が抱える課題を解決することにより、持続可能で多様性と包摂性のある「誰一人取り残さない(No one will be left behind)」社会の実現に貢献することを目指し「SDGs宣言」を制定いたします。また、当金庫は経営方針として価値創造金庫を標榜し、当金庫がお客様に対して価値を創造・提供することによって、お客様の事業の価値や生活の質が向上し、さらに最終的には、地域全体の価値が向上する、こうした価値の連鎖、価値の相乗を目指し日々行動しています。
地域産業の育成・発展
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しののめ信用金庫の本業支援
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創業支援
- 地域産業の活性化に寄与するために地域内での創業者を積極的に支援しており、2014年より『しののめ信用金庫創業塾』を地域内各市町村や商工団体等と共同で開催しています。創業機運の醸成や創業後の事業を安定して行う為の創業計画の重要性を学んでいただく機会として多くの創業者が受講しています。
- 資金面で創業者を育成、支援することを目的として、2014年6月に創業者向け融資である「赤れんがローン」の内容充実を図るとともに、絹産業関連の創業や次世代の育成を目的として「絹の里ファンド(総額3億円)」を組成しました。また、地域の商工会議所等とつながりが強い日本政策金融公庫と業務提携をおこない、創業者に関する情報を共有する中で、単独では対応が難しい創業融資案件について幅広く対応することを目的に、2021年3月に創業協調融資商品「追い風―未来を創る―」を創設し、創業者の事業の持続可能性を資金面で支援する体制を整備しています。
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「ぐんま次世代産業創出・育成コンソーシアム」への参加
- 群馬県における次世代産業の創出と育成を目的に、群馬県・群馬銀行・群馬大学・前橋工科大学・群馬工業高等専門学校・リバネスとともに産学官金連携で2021年3月に「ぐんま次世代産業創出・育成コンソーシアム」を設立しました。そのうえで、7月には「第1回ぐんまテックプラングランプリ」を開催して、研究開発型ベンチャーの発掘・育成に努めています。
地方創生、活性化支援
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前橋まちなかまちづくりファンド
- 前橋市の中心市街地の活性化を目的に、一般財団法人民間都市開発推進機構(以下、「民都機構」)との共同出資により、マネジメント型まちづくりファンド「前橋まちなかまちづくりファンド」を2021年3月8日に設立しました。
- 本ファンドは、2019年9月に前橋市が官民協働で策定した「前橋市アーバンデザイン」の対象エリア内において、空き家・空き店舗等をリノベーション等により活用し、商業施設、宿泊施設、交流施設、業務施設等を整備・運営することで地域の課題解決に資する事業を投資対象としています。前橋市の中心市街地における地域課題解決および地域活性化に向けた取り組みを、地域金融機関として本ファンドによる新たな資金調達手段を提供することで支援しています。
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上信電鉄沿線まちの編集社
- 上信電鉄沿線において、社会的課題の解決や地域資源を活用した地域活性化に向けた価値ある事業を行っている団体や事業者の方々に対して、地域で活躍するデザイナーやクリエイターを結びつけ、社会性やデザイン性という観点から、事業価値の再発見や磨き上げや再構築を図ることを目的としたプロジェクトです。
- 上信電鉄沿線は、2つの世界遺産を筆頭に「文化資源」「観光資源」が豊富な土地であり、また社会的課題の解決や地域活性化に向けた取り組みを行っている団体(「人」)も存在していますが、これらの「資源」や「人」を十分活かせているとはいえません。そのような状況下において、地域の情報と地域内外で繋げる力を持つ信用金庫と、発信力のあるデザインや事業の社会性に対する感度の高いデザイナーやクリエイターが力を結集することで、事業や地域を「再編集」し「まち」の魅力や付加価値の向上を目指しています。
社会福祉活動/健康経営
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そらぷちキッズキャンプを応援
- そらぷちキッズキャンプは、自然とかかわる事が難しい難病とたたかう子どもたちのために、自然を体験する機会をつくり難病小児とその他家族の「QOL(生活の質)」の向上に取り組む公益財団法人です。
- 難病の子供たちやそのご家族が、北海道の自然の中で病気のことを忘れ、笑顔で楽しい時間を過ごし、様々な体験や仲間との強い絆が生きる力となって子供たちの未来の夢へとつなげる。当金庫はこうした理念や活動に共感し、全店に募金箱を設置するなど、そらぷちキッズキャンプの活動を応援しています。
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就業中の禁煙化、健康診断受診率100%
- 当金庫では、職員の健康保持増進を経営的視点で捉え、戦略的に取り組む「健康経営」を推進するため、2019年2月1日に「しののめ信用金庫 健康経営宣言」を制定いたしました。当宣言における取組内容の一つに「生活習慣病対策」として「禁煙施設の届出による敷地内禁煙実現、喫煙率の低下」を掲げており、職員とその家族に対する健康保持・増進に向けた取組みを行っています。
環境運営/地球温暖化対策
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ペーパーレスの推進
- 一般的に金融機関のサービスや事務処理においては、日々膨大な量の紙を消費しています。当金庫では、アプリ通帳の導入や店舗サービスのデジタル化(しののめ信金アプリ+)、等によってお客様の利便性向上と環境負荷軽減を目指しています。
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省エネルギー対策
- 店舗へのLED照明導入やクールビズ・ウォームビズ等により、省エネルギー対策を行っています。
ESG投融資
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「しののめ信金SDGsソーシャルビジネス支援資金」の取扱い
- 2021年12月、日本政策金融公庫との協調融資商品「しののめ信金SDGs ソーシャルビジネス支援資金」の取扱いを開始しました。
- 高齢者や障がい者の介護・福祉、子育て支援、まちづくり、環境保護、地域活性化など地域や社会が抱える課題の解決を目的としたソーシャルビジネスを展開する事業者に対し、当金庫と日本政策金融公庫が双方の強みを活かし、協調して幅広く資金ニーズに対応することを目的として創設した資金です。
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SDGs私募債
- SDGs私募債は企業が私募債を発行する際に、発行金額の0.2%以上の物品・金銭等を発行企業が指定する地方公共団体や学校等に寄贈する商品です。寄贈する物品やその用途についてはSDGsにおける17のゴールに関連するものに限定されます。
- 本商品により安定的な資金調達による地域企業の成長と、魅力あふれる地域づくりへの貢献を目指してまいります。
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ESG投資事例
- 「東日本旅客鉄道(JR東日本)サステナビリティボンド」への投資
- 「日本郵船グリーンボンド」への投資
- 東京都住宅供給公社「ソーシャルボンド」への投資
- 名古屋高速道路公社が発行する「ソーシャルボンド」への投資
- 独立行政法人住宅金融支援機構の発行する「グリーンボンド」への投資
- 「鉄道建設・運輸施設整備支援機構CBIプログラム認証付きサステナビリティボンド」への投資
- 旭化成株式会社が発行する「グリーンボンド」への投資