持続可能な地域づくりに向けた活動紹介

まちの編集社とは

  • 信用金庫はもともと地域の有志から生まれた金融機関で、地域と深い繋がりを持っています。また営業を行えるエリアも明確に定められており、私たちが生活する地域のさまざまな営みが信用金庫の仕事に関わってきます。
    経済的な豊かさだけでなく、精神的な豊かさが人々のニーズとして生まれている現代において、地域に眠っている資源や新たに生まれる取り組みに対して生活や業務の中で気づき、関わっていくことは信用金庫として重要な役割であると考えています。
    一方で当金庫の営業エリア内には人々を引きつけるポテンシャルを持った、「地域資源」、「社会的取組み(人を含む)」が存在していますが、地域内外での認知度が低く、またその価値が磨かれていないことも多く、本来持っているポテンシャルを十分に発揮しきれていないという現状があります。
    これらの課題を解決するために「地域資源」や「社会的取組み」と地域のクリエイターやデザイナーを結び付け、編集やデザインの観点から対象の価値を高めるサポートを行うプロジェクトが「まちの編集社」です。 「まちの編集社」は信用金庫職員と地元のデザイナー・ライター・編集者らが協働し活動するプロジェクトで、地域に点在する魅力や価値を磨き、伝えることのサポートを行います。
    地域や事業者の課題に対し、これまで信用金庫が提供してきた金融的な提案に加え、編集やデザインといったクリエイティブな力による解決案を提供することが可能になります。また、創造的な仕事のニーズを「まちの編集社」を介して地域で掘り起こし、 地域のクリエイターが都市部だけでなく私たちが生活するこの地域で活躍する機会創出を図ります。
    こうした活動を通してそれらに共感する人々を県内外に増やし、関係人口の増加および地域内消費の喚起を図ることで地域活性化に繋げていくことを目指しています。

まちの編集社の取組み ウェブメディア「つぐひ」

  • 群馬の日常の魅力を伝えるウェブメディア『つぐひ』を運営しています。「日々の暮らしの中では当たり前に思いがちだけど、実はそこには素晴らしい魅力と物語がある」をコンセプトに群馬県内の日常に溶け込んだ魅力を発信するウェブメディアです。“何もない”と言われた街で人・物・食の関係性を結び豊かな日常を生み続ける富岡市のスーパーの話や、世界中から慕われる西上州の里山の物語、惜しまれながら閉じられた静かな愛のものづくりの記録など、独自の眼差しによる記事で、群馬の豊かな日常を伝えています。

上信電鉄ポスタープロジェクト

  • 「日々がちいさな旅になる」をコンセプトに、上信電鉄の全21駅の沿線の魅力を発掘し、思わず各駅に途中下車したくなるような連作ポスターを制作しました。
    地元の人々には当たり前のお店や光景は捉える角度や考え方によって人々を引き付ける大きな魅力となります。
    このポスターを介して上信電鉄沿線“圏”を見つめなおし、県内外問わず多くの人々にとって魅力的で豊かな地域であることを再認識し、足を運んでいただければと思います。
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